平成9年に、脱サラして東京から戻り、実家のかぼす農園を継ぎました。県内に多くのかぼす生産者がいる中、差別化を図るため有機栽培に取り組んでいます。周囲からは、有機かぼすの栽培は手間がかかって難しく、収穫量が落ちると言われましたが、やっている人がいないということで、なおさらチャレンジしてみたくなり、平成23年に「大分有機かぼす農園」を設立しました。現在、有機JASの認定を受けて、かぼすの栽培をしているのは県内ではここだけです。
 有機栽培では、弱い木は枯れてしまいます。しかし、そこで生き延びた木は、とても強い。木の自然治癒力を高めることで、元気なかぼすを育てることができるのです。除草や堆肥の散布など、手間がかかりますが、安心して消費者に届けることができるので、自分たちのかぼすに自信を持っています。
 農園を法人化したことには、後継者の育成のためもあります。若い人を育て、きちんと世代交代ができる仕組みを作ることで、かぼすの栽培を続けていくことができ、大分県の特産品を守ることができます。現在、3人の若手社員を雇用しています。夢や希望を持ってかぼすの栽培にチャレンジしてくれ、東京や大阪を中心に県外への販路が広がりつつあります。
  今後は、有機かぼすの活用の幅を広げるため、ドレッシングなどの加工品の製造・販売も行い、通信販売での売り上げを伸ばしていきたいです。







■会社概要
●法人設立日/平成23年1月24日
●組織形態/1戸1法人(役員1名)
●事業種類/有機かぼす栽培、農産物(赤しそ)の生産販売
●資本金/300万円
●経営規模/有機かぼす 5ヘクタール
          その他(赤シソなど) 0.5ヘクタール
●就業時間/夏期(4〜9月)8:00〜17:00
          冬期(10〜3月)8:30〜17:00
●休日/土・日・祝
●雇用/社員3名、時期に応じてパートを雇用
●福利厚生/社会保険・労災保険・雇用保険

■交通アクセス
障子岩交差点を右折。
木ヶ畑橋を渡り、約2km先。